介護職は自分のことを自分で上手くできなくなってしまった高齢者の介助を行うため、体力的にとても大変な職業である。
トイレの介助やお風呂の手伝い、オムツ替えなどを行うこともあり、汚いと感じるものを扱わなければいけないこともあるのだ。
また、高齢者の中には認知症の方も居るため、対応がとても難しいと言える。
例えば話し相手になっている時に何度も同じ話をされることがある。
介助をしている時に多少のミスを起こしてしまった時に、大袈裟に怒られたり、文句を言われることもあるだろう。
しかし、介護職の中では大きなやりがいを感じられる瞬間がある。
認知症ではない高齢者も認知症の高齢者も、自分のことが自分で出来ないという憤りから、怒りを覚えたり介護士に対して大きく感謝していることが多いのだ。
そんな申し訳ないという気持ちから、怒ったり文句を言ってしまうことがあるという心理を理解してあげると良い。
対応の仕方としては、同じ話何度もしている時でも、初めて聞いたような対応をしてあげると高齢者は喜ぶのだ。
ミスにより怒り文句を言われてしまった時は、誠実な態度で謝り、高齢者の気分が良くなる環境を作ってあげると良い。
ミスに対して怒っているというよりかは、自分を取り巻く環境に不満を抱えていて、ストレスが溜まっていることが多いからだ。
怒りをぶつけられたり文句を言われることもあるが、諦めずに介助していれば、必ず感謝の言葉をかけるれることがあり、その言葉で仕事のやりがいを感じることが出来るのである。
介護職は大変なことも多くある職業はあるがやりがいが感じられることは業務中に多々ある。
やりがいが感じられない原因ややりがいの見出し方のヒントを【やりがいを感じられるかは自分次第】を読んで見つけてほしい。